How many??? 「ねぇ、せんせ。俺にもキスしてよ」 「あっやっんんんんん」 動くのをやめ、乳首をキリキリ引っ張ると痛いくらい締め付けられた。 「ちょっと、先生かわいそうでしょ。ね?こんな赤くなっちゃって」 十代の分身が、摘んだ指の間から乳首をぺろぺろと労るように舐めるとイルカのつま先がぴんと伸びた。 「も…むりぃ。いかせっ」 「だぁめ。貴方、見境なくオネダリしてるじゃない。俺だけにしてたらいいものを」 酷いことを言っていると思う。イルカの良いところを余すところ無く責め立てているのは全部俺なのに、自分以外に求められるのに腹が立つ。 「可哀想だけど、とっても可愛いですよイルカさん」 膨らんだペニスの根本を掴みながら、玉を転がし先をペロペロ舐めるスケアはイルカを見上げ笑った。 「これ、突っ込みながら指入りそうだね」 乳首を舐めながら、分身はそろりと縁に指を這わせるとイルカが跳ね上がるように腰を浮かせたがスケアの手が太腿を抱え込んだ。 「むりっっ。そんなのはいらなっああああ」 「えーでも、オレの指細いから入っちゃうよ~?ほら」 やわやわと揉むようにしていた指を縁に引っ掛けるようにすると更に締め付けがすごくなった。 「せんせ、もう少し力抜いて?俺がイッちゃいそう」 「っむりっっもうっっく」 イルカは首をガクガクさせながら乳首に吸い付く分身の頭を抱えるとくたりと動きが止まった。と、同時に中が激しく畝った。 「ん、イクっ」 腰を掴み前後に揺さぶると、搾り取られるように吐き出した。イルカは出さずにイッてしまったみたいだ。 「イルカさん、イッちゃったの?」 「出さずにイッちゃった?」 分身とスケアが覗き込むと、またキュッと締まった。 「せんせいのえっち。みんなに見られて、出さずにイッちゃうなんて」 「だって…カカシさんが」 「ん?俺がなぁに?」 「いつもより激しくて…」 背中に伝う汗を舐めとると、ピクッと震わせた。 あの…俺。出したいです… 消えるような小さな声で囁いたそれを聞いた瞬間、俺はイルカの髪紐を解いてスケアに渡した。 「え?なんで?いやっっ」 出してないせいでまだ起ちあがっているペニスの根本にぐるぐると巻いた後、仕上げとばかりに指で弾いた。 「せんせいが可愛い事言うから、みんなやる気になっちゃったよ」 クスクス笑いながら、項に吸い付くと首だけを向けて睨みつけてきた。 「そんな顔しないの。ちゃんと出させてあげるから」 自分のペニスをゆっくり引き抜くと、分身はイルカを四つん這いにさせ指を三本挿れて穴を広げるようにした。 「涎みたいに垂れてきてるよ。赤くなって、かわいい」 「やぁっ広げるなっ」 「そんなこと言ってー。もう起ってるじゃない」 縛られているのに、起ち上がったペニスを指さされて真っ赤になった。 「次は、俺のを気持ちよくしてね」 スケアは、イルカの顔の前でペニスを出すと口を開くよう促した。 「だーめ。お前らはここまで」 「はあああああ?なんで?オレ、まだ挿れてないよ?」 「俺も挿れてない。イルカさん欲しいよね?」 うつ伏せになったままのイルカは、返事しなかったが耳まで赤く染めた。その瞬間、分身を消した。 「貴方、俺以外でも欲しいの?」 「え?」 「俺以外でも挿れてほしいの?」 何時になく冷たい言い方に、イルカは起き上がろうとした。 「動くな。お仕置きしてあげる。俺だけでしょ?分身でもだめ。俺だけ」 ね?っと言うと、イルカは首に手を回した。 「カカシさんだけですよ。分身でも、挿れられるのはいやです」 「ほんと?俺だけ?スケアでもだめだよ?」 「わかってます」 そう言うと、イルカは仰向けになり俺の腰に足を巻き付け続きを促した。 「出させてくれるんでしょ?」 「んーでもお仕置きもいるでしょ?」 痛いくらい締め付けている紐に指をかけようとするイルカの手を掴んで、顔の横で固定した。 「むりっ、出したい」 「一緒にね」 もぞもぞ動き縫い止められた蝶のようなイルカが艶めかしくて、そのまま突き入れた。 「あああああっ!!いっいた、ひもっ」 「だーめ」 腰を打ち付けるように激しく動かすと、ぽろぽろと泣き始めた。涙を追うように舐め取り、手はこのままねっと釘を差した。シーツを掴み、なんとか我慢しているイルカを再び裏返して尻を掴んだ。 「自分で触っちゃだめですよ?」 尻臀を左右に広げ、みっちりハマった縁を撫でた。 「さっき、分身が指挿れてたよね?気持ちよかったの?」 ふっ…んん 返事が無く苦しそうに息を吐くだけだ。 「ねえ。俺も挿れたい」 人差し指と中指を入念に舐め、そっと穴に滑りこませると再びイルカがイッた。 「まーたイッたの?中凄いことになるから直ぐわかるよ。貴方、出したいって言うけど出さなくても平気じゃない」 片手で腰を掴みながら動かし指を抜き差しさせた。 「あぁぁぁキモチぃっ!!んっっ」 いつの間にか、イルカの腰も動き始め更に深く突き刺さる。 「俺もキモチイ。出そう」 指を抜き取り、ペニスに巻き付いた紐を取ろうとするとイルカの手がそれを止めた。 「だめ、出ちゃう!!」 「出したいんでしょ?」 「ちがう!!んっ、ちがうのでちゃあああっ」 「貴方、精子じゃなくておしっこでそうなの?」 口元が意地悪く上がる。 「出しなよ」 紐を解き、腰を激しく動かすとイルカは叫びながらイッた。その後を追うように俺もイキ、イルカはじょぼじょぼと音をたてながら気を失った。広がった染みをみながら、ぎゅっと抱きしめキスをした。 「アンタ、本当最低だな」 ここまで汚れたら風呂に入れたほうがいいと、シーツを洗濯機に突っ込み気絶したイルカを抱え洗っていると気が付いた瞬間頭突きをされた。 「イタタ。え~せんせいもノリノリでやってたじゃない」 言った瞬間、目を吊り上げ睨まれた。 「やり過ぎなんだよ!!!今度あんな事したら出入り禁止にするからな!!!」 「え?ちんこの?」 ふるふる震えだしたイルカは、鼓膜が破れるくらいの大きな声で出て行け!!!と叫んだ。 「しーっ。せんせい、まだ夜中だからね?大きな声出しちゃ駄目」 真っ赤になって怒るイルカが可愛くて、頬擦りしながらいうと深い溜息をつかれた。 「スケアさんかっこよかったな…あのカカシさんも可愛かったし」 ボソリと呟かれた言葉に、今度は俺が泣いた。もう二度と分身使って、あんな事やらない。