How many? 「ッん…いやだって」 「ん~?でも、イルカさんのココは嫌がってないみたいだよ?」 えろ親父が言うようなセリフを吐きながら、前の男はじゅるじゅる舐めるのを止め先端を指でピンっと弾いた。 「あっ!!もうダメ…でちゃ…」 「だめだめ~今日は、まだイカせないんだからね」 背後から抱きしめながら乳首を弄るカカシはクスクス笑っている。どうしてこんな事になったのか… 「ねぇ、イルカ先生」 夕飯を食べ終え片付けを済ますと、寝ながらテレビを見ていたカカシが起き上がった。 「前、変装した俺を格好いいって言ってましたよね?」 「はぁ、なかなかの色男でしたよね」 ナルト達を騙すときに変装してスケアとか名乗っていたあれだ。あの日、家に帰ると鏡の前でコンタクトを外している最中のカカシと居合わせた。 いつもと違う風貌、雰囲気が色っぽくて艶っぽくてドキドキしたのを覚えている。 「だからさ、二人で抱いてみようと思って」 「はぁ…は?」 にやりと笑うカカシに思わず後ずさりした。 「い、いや、そういうのはいいですよ」 「いやいや遠慮しないで下さい」 ドンッと背中にぶつかり振り返ると、あの男がニッコリ笑っていた。 「イルカせんせ可愛いね」 カカシは、胡座をかいた上に俺を座らせると背後から抱きしめ耳にちゅっとキスをした。 「大丈夫ですよ。今日は目一杯可愛がってあげます」 前にいるスケアは、足の指を丹念に舐めている。 「嫌です。やめてください」 「またそんな事言って~素直じゃないね。ココは素直なのに」 カカシは、ズボンの上からペニスを掴むとふっと息を漏らした。 「ほら…ね?」 先端をグリグリ弄られれば、じわりと濡れてくるのがわかる。 「あぁッやめ…」 「ほら、お前もズボン脱がせて」 カカシがそう言うと、スケアはハイハイとズボンを脱がせた。足を愛おしそうに撫でると内腿を強く吸った。 「フッ…ン」 「跡、付いちゃったね」 唇をペロッと舐めたスケアは、跡を突いた。 「あ~俺もやったことないのにズルい!」 子供っぽい言い方に笑いを堪えていると、カカシは項に唇を寄せジュッと吸った。 「ちょっ!見える位置はやめて下さい」 「いーの。フフ、俺はココにつけちゃった」 「あんたなぁ…」 言いかけた所で、スケアがパンツのゴムに手をかけた。 「イルカさん、パンツにえっちな染み出来てるよ?」 「それは、カカシさんが」 「うん。だから、俺が責任とるね」 パンツを下ろしながら太腿舐めるスケアと、Tシャツの裾から手を入れ脇腹を撫でるカカシに息を飲んだ。 「イルカさんのいつもより硬いし大きいですよ」 じゅるじゅると舐めながら笑うスケアはやっぱり色っぽい。 「乳首もこんなにして~ココ好きだもんね~」 クリクリと弄られながら、耳の中にくちゅりと舌を入れられた。 「んっあっ…ふ…」 「そろそろこっちも」 ペニスから口を離すと、指に唾液を絡ませながら視線だけはこちらに向けている。 次に何をするのかわからせるかのようにねっとり指の付け根まで舐める。 唾液に塗れた指で蕾を撫でると反射的に腰が浮いた。それをカカシが抱き込むように押さえつけると、スケアはゆっくり指を押し進めながら縁を舐め始めた。 「やッ!!そんなとこ舐めるな!!」 「でも痛いのはイルカさんですよ?」 縁を舐めながら指を出し入れすると、もう片方の手は竿を扱き始めた。 「あぁぁぁっ!!んんっ…あっっっ」 「キモチイの?そっちばっかりに気をやらないで」 カカシは拗ねたように口を尖らせたが、俺にはもう気にする余裕なんてない。 「こっち向いて」 首だけを後ろに向けると、カカシは噛みつくようにキスをした。歯列をなぞり、舌を追う。喰われるんじゃないかと思うほどに深いキス。 端から唾液が垂れると、カカシはそれを追って舐める。 「ちょっと。キスすると声聞けないじゃない」 指を出し入れしながらスケアは不満そうに顔を上げた。 「い~の。俺の口で受け止めてるから」 ね~?と言いながら、カカシはまた口を塞いだ。 「それならこっちもこうするから」 言うなり、スケアはグリっと指を入れるとペニスを口に含んだ。 「んんんんん!!!!」 「まだイッちゃだめだよ」 カカシは根本をギュッと掴んだ。 一本だった指はいつの間にか二本になり、絶えず弄られている乳首は赤くぷっくり膨らんでいた。 「も…いきた…」 「だ~め」 絶頂を迎えようとする度に、根本を掴まれたイルカの目は虚ろになっていた。 膨れ上がり先走りと唾液でグチョグチョになったペニスは、解放されるのを今か今かと待ちわびている。 「そろそろいいかな~」 「俺が挿れてもいいの?」 「ダメに決まってるでしょ。お前は、舐めてあげてて」 カカシはイルカの腰を持ち上げると、ずい分前から起ち上がった自分のペニスの上に跨がらせた。 「ゆっくり挿れるから息吐いててね」 「ん…ふっ…ふっ……あっあああああ」 絡みついてくる肉を掻き分けながら、最奥まで行こうと腰を進める。 啜り泣くイルカに煽られたスケアは、再び根本を抑えながらペニスを咥えるとぴんと伸びきった縁を撫でた。 「あっあっ、んっんっ…」 「はいったよせんせ」 馴染ませるように揺さぶると、イルカは手を差し出した。それに気がついたカカシは、そっと印を組むと、もう一体分身をだした。 スラリと伸びた手足に今より少しだけ低い背、きっと自分より十以上若い。分身がイルカの前に行きニッコリ笑うとイルカは、縋り付き貪るようにキスをした。 あと何体必要かな…自然と笑みがこぼれる。さっきつけたばかりの跡に舌を這わせ、ゆっくりと腰を掴み前後に動かし始めた。